TOEICの文法問題は日頃の積み重ねが功を奏す
- 真のビジネス英語
- 2020.03.16
TOEICのリーディング・セクションのスコアを上げるために私がオススメしている勉強法はPart 5という短文穴埋め問題を繰り返し解くです。TOEIC対策で陥りがちなのがあれもやらなければならない、これもやらなければならないと全ての範囲に手を出してしまい、気持ちばかり焦ってしまうことです。目標スコアから逆算し正答率を上げていくセクションを絞ることが大切です。
スコアを上げていく順番として最も効率的なのがPart 5→Part 6→Part 7だと考えます。英語初級者であればあるほどまずはPart 5を固めていきましょう。
TOEIC Part 5の短文穴埋め問題
挑戦してみましょう!
A〜Dの4つの選択肢の中から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させましょう。本番のテストでは30問出題されます。
答えは...
翻訳
公共事業局は、Bluebee広場の再建の入札を8月1日まで受け付ける予定です。
正解
選択肢は全て前置詞。August 1という「時」を表す語を続けて文意に合うものを選びます。(D) throughは「〜までずっと」という意味で「期間を」表します。
PGAツアー無観客で実施のアナウンス文に注目
英語学習の教材はネット上に溢れています。
「〜まで」といえば前置詞「until」ではないの?と思った方も多いのではないでしょうか。確かにuntil August 1という響きはしっくりきますが答えの選択肢にありません。この問題では「until」以外の前置詞で「〜まで」と表現することはできますか?を問われています。
そこで大切になってくるのが日頃からいろんな英文に接しているということです。例えば、これはPGAツアーがコロナウィルスの影響でValero Texas Openまで無観客で試合を行うという内容のものです。赤枠で囲っている前置詞「through」の用法をみて見てください。
一度でも目に触れていると自然と正解を導けるものです。英語上級者になればなるほど、どれだけの英文に触れてきたか、どれだけの引き出しがあるかがその人の表現力の豊さにつながってきます。