Soul of Language
小西麻亜耶の英語学習ブログ
-グローバルに活躍する一流のビジネスパーソンへ-

「本題から申し上げます!」

  • グローバルマインド
  • 2020.03.19

「本題から申し上げます!」

出典:

こんにちは、「コミュニカ」英語塾を主宰する小西麻亜耶です。

新型コロナ肺炎によって、生活も働き方も一変したという人がたくさんいることと思います。「コミュニカ」も例外ではありません。以前から試験的に始めていたオンラインレッスンが、ここ数週間ですっかりレギュラー化してきました。コミュニカではその手段として「Zoom」というアプリを使っているのですが、レッスン中は、実際に通っている方々と、モニターではZoom参加の方々が一堂に集い、これまでとそれほど変わらない雰囲気で授業が出来ています。案ずるより産むが易し、ですね。今後は、資料を画面で共有できたり、データが蓄積できたりするなど、オンラインならではの利点も生かして、どんな新しいレッスンが出来るんだろうとワクワクしています。英語学習の必要があるのに時間的な制約があるとか、遠いところに住んでいる、レッスン時間外にも利用できる内容に興味があるという方々、ぜひご期待ください!

ところで、4月と10月に新学期を迎えるコミュニカ英語塾では、3月は恒例の「MyCommitment」発表月です。毎回、初心者クラスから上級者クラスまで、すべてのレッスンの最終回で、自分なりにこれまで何をやってきたか、今後は何を目指すのか、そのためにどうするかを話す生徒さんたちの様子を拝見してきました。そんな中、「あれ?」と思うことがあったんです。私だけでなく、生徒さんたちも同様に気づかれたことが。

あなたの英語、「構文」ベタになっていませんか?

コミュニカでは多くの人々が英語を学んでおり、実力は人それぞれ。しかし、私や聞いている方々にとって不思議だったのは、「流暢な英語を話す人のMyCommitmentの内容がわかりやすいとは限らない」ということでした。美しい発音でにこやかに話される方が、最終的に何を伝えたかったのか、拍手をしながら「?」となる、そういう場面に遭遇することがたびたびあるのです。なぜだろう、と考えているうちに「構文がしっかりしている人が、意外に少ない」ということに思い当たりました。

構文。日本の語学教育ではあまり重視されていないように思いますが、日本語や韓国語など「主語→形容詞や副詞→述語」と続く言語と、「主語+述語、その後から形容詞や副詞」という作りが一般的な欧米語には大きな違いがあります。「誰がどうした」をまず語る欧米の言語を用いるうちに、人々は「文章の構造」を無意識の内に脳内に組み立てており、そのため、話し方や文章はもちろん、プレゼン自体が明解になっているのではないかと思います。

例を挙げるならメールです。「Hi Maaya.  I’ve decided that……….」など、いきなり結論から始まる欧米のメールに対し、日本語のメールといえば「お世話になっております。桜のつぼみも膨らみ始めましたが、いかがお過ごしでしょうか。新型コロナ肺炎の影響で、お仕事にもいろいろご支障があるかと存じますが、きっとこの後は云々かんぬん…………」と続き、最後に「先日のあの件、お返事を待っています」と本題があり、そこからさらに「時節柄どうのこうの、お体ご自愛のほど……」と続いて、終わり。日本の美しい文化ではありますが、こういったメールに表れているメンタルがそのまま、「何を言いたいのか分からない英語スピーチ」につながっているのではないかと考えられます。

新型肺炎騒ぎが収束し、世界が平穏を取り戻すまでにはまだまだ時間がかかりそうです。その間、一度自分を徹底的に見直してみるというのも一考。その際、「本題から話してみる」というクセをつけてみることをおすすめします。どんなことでも良いのです。「今夜の料理、私はカレーにしたい。なぜなら……」という感じで、ご家族に話してみるだけでも。笑

大事なのは、自分の話し方に構文が存在しているかどうかを自覚することです。自覚からすべてが始まりますから。最後に、「構文ベタ確認チェックシート」をご紹介しますね。当てはまることがあるという人は、今日から構文改革を始めてみませんか。

構文ベタ確認チェックシート

□「話がまどろっこしい」と言われたことがある。
□「結論から話して」と言われたことがある。
□話している途中で、自分で何を言っているのか分からなくなることがある。
□相手から、自分が伝え終わった内容についてよく確認される。
□自分が話している途中なのに、よく横入りされる。

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小西麻亜耶
小西 麻亜耶
KONISHI MAAYA
18歳のときに米ハーバード大学で言語学に出会う。2007年に慶応義塾大学を卒業後、米コロラド大学で言語学の修士過程を首席にて卒業。2009年に三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社。2011年に日英同時通訳・翻訳家として独立。2012年に元アップル・ジャパン社長山元氏にその英語力を認められ(株)コミュニカに入社。独自に開発した英語発音矯正プログラムで、全国から集う生徒は2,000名以上。「英語を諦めない」「話せない人には聞こえない」「聞き返されない英語」をモットーに英語教育に力を注いでいる。
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18歳のときに米ハーバード大学で言語学に出会う。2007年に慶応義塾大学を卒業後、米コロラド大学で言語学の修士過程を首席にて卒業。2009年に三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社。2011年に日英同時通訳・翻訳家として独立。2012年に元アップル・ジャパン社長山元氏にその英語力を認められ(株)コミュニカに入社。独自に開発した英語発音矯正プログラムで、全国から集う生徒は2,000名以上。「英語を諦めない」「話せない人には聞こえない」「聞き返されない英語」をモットーに英語教育に力を注いでいる。
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