今を手放し、ネクストステージを見つけませんか?
- グローバルマインド
- 2020.06.18
こんにちは、コミュニカ英語塾を主宰する小西麻亜耶です。
いよいよ解除段階のステップ3を迎え、東京の街もかなり以前とは異なる形ではありますが、「新しい日常」へと突入しました。みなさんはいかがお過ごしですか? 再び満員電車に揺られているのでしょうか、それとも新しい働き方を見出していらっしゃるのかも?
「コミュニカ」はといえば、後者に入るのではないでしょうか。少なくとも、私の暮らしやビジョンについて今改めて見つめ直してみると、明らかに次の世界にシフトした感があります。最近、「Next Stage」という言葉をよく耳にするようになりましたが、自身を物語るワードとして非常に腑に落ちます。そう、私、気がつけばこの3ヶ月ほどで考え方がすっかり変化してしまったんです。
「オンラインの世界」が仮想から現実へとシフトした
これについて色々と話していると、ある人から「ふり切ったんですね、Maaya先生」と言われました。ふり切る。確かにおっしゃる通りです。あれほど頻繁に出張していたのが、ウェビナーでも十分に「コミュニカ」の思想は伝わるとわかり、オンライン発信でOKになりました。朝夕、生徒さんが集まっていたここ青山の教室も、ほぼオンラインによるレッスンへと移行してからは、毎日私が独占している状態。一抹の寂しさがないといえば嘘になりますが、しかし面白いことに、オンラインレッスンにシフトしてからの方が生徒さんの出席率は上がり、“幽霊部員”状態だった方も顔を見せてくださるようになったんですよ。かつてネットといえば仮想現実だったのが、今ではこれが現実です。日常に戻ったのではなく、もう昨日には戻れないと強く感じる今日この頃です。
「なんとなく」じゃダメなんだ
しかし一方、霧散していた考えが再びまとまった実感もあります。私が「チャレンジ小西」というニックネームを付けられるくらい、一度興味を持ったらあらゆるモノ・コトに挑戦せずにはいられない性格だということは以前にも書きましたが、時間がたっぷりとあった“おこもり期間中”は、それこそ本当に色々とトライしました。自負しているのですが、「これは違うな、私のテリトリーではないな」と気づいたら撤退するのも早い私。潔い性格なんです(笑)。様々な挑戦と気づきを経て、改めて自分の“背骨”として見出したのは、「私の人生の喜びは、人に知識を伝えるためにある」という思い。教育こそ、私の使命です。それに気づかせてくれたのが、今期の締め括りとして始まっているMyCommitment発表でした。軽く説明するとこれは、生徒各自による自己分析と発表の場であり、過去の自分や今期で得た気づき・反省、来期や将来の目標を語ることで、英語力だけではない相対的な成長ができているかどうかを互いに評価し合うというものです。
以前は、割とぼんやりとした理想論を言葉少なに話して終了、という方も多かったのですが、「なんとなく、じゃダメなんだ」と気づく人が増えたように思います。例えば、外資系企業の広報PRをしている方は、本国から届く資料の和訳について、コストカットのために自分がやると手を挙げたのだそう。今後、この業務のためにコミュニカの活用方法もさらに明確になりました。地方在住の生徒さんは、当初は「地方と東京の間に強いつながりを作りたい」というようなことをおっしゃっていましたが、今回のMyCommitment発表では、自身が住む地方が誇る豊かな自然を英文でも紹介するメディアを作りたいと語ってくれました。
日々のレッスンでも、最近では「具体的に話す」「自分の意見を言う」という2つの指針がみなさんの頭に定着したのか、日和見的にやり過ごす人はほとんどいません。
そんな様子を見ながら、今後どのように展開していくか、徐々に考えはまとまりつつあります。激動の3ヶ月を経て、コミュニカと私は次のステージにシフトします。今まで以上にアクティブに、世界で戦えるビジネス力と英語力を培う場に成長する一方、どこにいても質の高いレッスンが受けられるシステムも整えます。「駅近の便利でキレイな教室で、みんなでワイワイと勉強して」という英語学校の従来スタイルからは、コミュニカは卒業します。みなさんが私と共にネクストステージを目指してくださることを心から願っています。