「ビジネスを成功に導くファッション」とは
- ビジネスファッション
- 2020.10.18
こんにちは、「コミュニカ」英語塾を主宰する小西麻亜耶です。
真のビジネスパーソンのための英語をお伝えしていますが、その一方で、「ビジネスを成功に導くファッション」のコンサルタントもしています。ファッション? そんなものがビジネスに関係あるの?という声が聞こえてきそうです。特に仕事一筋の男性陣や、努力家の私には異性におもねる必要なんてない!という頑張り屋さんの女性たち。一言お伝えしたいのですが「本当にもったいない!」。というのも、明らかに自分の能力とは関係のないところで、損をしている可能性があるかもしれないからです。
若手政治家のホープ、小泉進次郎さん
そんなことを窺い知ることができる小さなニュースがありました。若手政治家のホープ、小泉進次郎さんの記事です。https://www.sankei.com/politics/news/200804/plt2008040035-n1.html
小泉進次郎さんと言えば、鋭い眼光と凛々しい黒髪ストレートの短髪が目印でした。
それがこの夏、ゆるいパーマをかけたというのでちょっと話題になったのです。
理由は定かではありません。父親を見習って? おしゃれな妻の影響?(それはあるかもしれません) しかし私は思うのです。
「政治家で環境大臣」という職務にふさわしいルックスを意識されたのではないかと
というのも、会ったことのない一般国民に対してメッセージを打ち出すのが政治家ですが、全員と対話したり、素の自分をわかってもらうなんて土台無理な話。「自分」というキャラクターを理解してもらい、なおかつその力量に期待を抱かせるのに、ルックスというのは強い武器であり、仕事道具であり、さらには相手に対する意識表明・思いやりでもあります。小泉さんは元の髪型も素敵でしたが、最年少大臣として自分よりもうんと年上の方々を相手に戦うわけですから、歳相応である以上に、落ち着いて見られる大人っぽい雰囲気が必要だったのではないかと思うんです。
そう、ビジネスの服装では、自分の好みを反映できればよしということはありません。様々な戦略を持たなければならないんです。
私のビフォー・アフター
ここでちょっと恥ずかしいのですが、私の写真をご覧ください。右は7年ほど前、講義中の私。左は最近の私です。
控えめなメイク、ショートヘア、パンツスタイル。一見それほど変わりはないのですが、でも印象が違うでしょう? 一つ言えるのは、ファッションを勉強してからというもの、明らかに初対面の仕事関係の方々の私に対する姿勢は変わりました。私の中身は同じですが、より丁寧に、より「コミュニカの人(アシスタント的ポジションではなく)」として接していただけるようになったと感じます。理由は簡単です。コミュニカ運営者という現在のポジションに対して服装でも覚悟と責任感を表現できるようになったため、周りの方々もそれを察してくださるようになったのです。
ファッションコンサルタントは、芸能人のためでも、アナウンサーやVIPクラスの人のためにいるわけでもありません。私が服装を変えたことでさらにいろんなことにチャレンジができるようになった経験を、今現在、服装に自信がない、けれど潜在能力をお持ちの方々にお伝えできたらと思っています。