ビジネスのパフォーマンスを決めるのは実は体力
- グローバルマインド
- 2021.02.26
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30年以上ビジネスの世界で戦ってきて、一番大切だと感じていること、実は「体力」のような気がします。皆さんは自分の体力に自信はありますか。この5年、10年で自分の体力が問題で会社を休まなければならなかったことは何日ぐらいありましたか。明らかに体力の低下のために仕事のスピードが落ちた。こんな経験はありますか。結局、体力は全ての仕事の基本ですよね。残念ですが、体力のない人は最終的には手を抜かざるを得ません。体力のない人は「そこまではできません」という不思議な言い訳をすることになります。プロジェクトの途中でも結局体力のない人は途中退場するケースも出てくるでしょう。体力のない人は相手への思いやりや優しさも低下するでしょう。
役職が上がってきて、責任が重くなると体力の消耗もそれに比例して激しくなってきます。一つ一つの意思決定や仕事そのものの責任が重くなるからです。自分の仕事がより多くの人に関連するようになってくるからです。ただでさえ年齢が上がってくると体力の消耗も激しくなっていきますが、責任が反比例して重くなっていきます。リーダーの皆さんにとってこれから猛烈に体力を向上させるというよりは体力の低下のスピードをなんとか遅くしなければなりません。当然ジムなどに行って体を鍛えることも大事ですが、長続きしなければ意味がありません。思いつきの運動ではなく自分に合ったトレーニングと出会うことが大切です。