外資系メーカー勤務Teslaの成長記
- 真のビジネス英語
- 2019.06.12
「控えめな理系女子」が彼女の印象でした。
外資系の分析化学機器メーカーに務めるTesla。いつの間にかコミュニカに入塾し、いつの間にかそこにいた……という言い方がぴったりくる、「控えめな理系女子」が彼女の第一印象でした。
コツコツと勉強するのが性に合っているようで、コミュニカのブログで私が毎日リリースしている「10秒ニュース」を毎朝欠かさずチャレンジしているのだそうです。それどころか、ディクテーション以外の英語学習にも時間をかけ、合計1時間ほどは英語に向かい合っているのだとか。模範的な生徒です。
そんなTeslaが、実はその間もずっと英語に対して大変なジレンマを抱いていたというのは、後から知ったことでした。
英語が話せないと太刀打ちできないと目が覚めました。
「私の会社は、米国の分析化学機器を日本で展開する商社です。広報、顧客サポート、本国へのトラブル報告など、すべての窓口を担当します。それまで一手にそれらを担っていた上司が定年退職した日から、取り巻く環境が激変しました。私はマーケティング部所属なので営業成績には責任はないはずなのに、営業部から届く数字を翻訳して本国に伝えるだけで、猛烈に叱責されるんです。先方もこちらも切羽詰まっているので、それらの状況が連日、メールや電話、インターネット会議で繰り返されることに……。母国語であろうがなかろうが、英語が話せないと太刀打ちできない。英語でケンカできないと私の価値はないと目が覚めました」。
40代からの本気の英語学習で過去最高の英語力を更新中です。
『ギアが入ってしまった』と語るTesla。それまで「読む・聞く」がメインだった英語学習は、「話す・書く」を目的にしたプロアクティブなものにシフトし、気がつけば40代になった今、過去よりも高い伸び率を示すようになりました。入塾当初、700点だったTOEICの点数は今、865点。さらに仕事上の責任が増え、充実したワークスタイルを実感しているのだそうです。