浄土真宗の住職である網代さんの興味深い、勉強になる発表でした。
コンビニよりも多い日本の寺院の数。歯科医院と同じくらいの数の寺院が存在する。
日本における年間の死亡者予想数は2040年ままでは増加の傾向。しかし、実際に2002年には1.4兆円だった寺院の年間総収入は約半分に減少。いろいろな原因が考えられますが、主要因は以下の3つに絞られます。
1)日本におけるインターネットの人口普及率
1998年は約14% 2000年は約37%
2003年は約64% 2005年は約70% (digital arts)
●情報の共有により、全国的にお布施の金額が均一化された。安い方に統一された。
2)成長産業と見なされた葬儀業界
2000年以降、葬儀社乱立。価格競争。サービスの多様化。直葬の登場。
●仏教式葬儀も当然ではない。病院から直接火葬場に。葬儀は無しの直葬が急増。
3)お坊さん派遣業の成立と成長
2010年頃、僧侶派遣業社が登場。バックマージンの激増。お布施の減少。
読経の商品化が進行。Amazonでも住職の派遣が可能になり価格破壊が蔓延。