共に令和をサバイブするあなたに

英語に関していえば、通常レッスンはオンライン形式で継続中です。これに加え、個人に合わせてオーダーメイドでレッスン内容を組み立ててお届けする個人オンラインレッスンを今後はさらに充実したものにしていきます。イメージで言うなら、レッスンというより『診断』に近い雰囲気。英語は好きだけれど現状に満足できずモヤモヤしている、そんな方の悩みや日常の様子を伺って、“処方箋”を出す感覚で、適した勉強法や止めた方がいい習慣などを伝授します。なので、「頑張ってくださいね」なんて優しい内容ではありません（笑）。処方箋ですから、改善して良くなっていただくために、かなり実践的。点数アップが目的ではなく、真の英語力を上げることで、ビジネスで優位に立てる手法をお伝えするつもりです。

このほか、コミュニカ主宰者の山元賢治と協働で運営する英語とビジネスのオンラインサロンもどんどん本格化しています。これら３本の柱で新しいスタートを切った新生コミュニカ。本格始動は9月ですが、8月はその準備期間として移転後も忙しい日々が続きます。

さて、場所とか運営方針とか、いわゆるハードの部分をこの数ヶ月間でドラスティックに変えていったわけですが、それによって徐々に私のマインド（ソフトの部分ですね）も変化したのを実感しています。思えば、新型コロナウイルスによって世界が激変してしまう前の私は、英語教育に情熱を注ぐ経営者の卵、でした。しかし今、自分が目指すところは、英語教育者はもちろんですが、それも一つの重要項目として内包しつつ、もっと広いところにあるのではないかと考え始めているんです。

依然、由々しき状況が続く世界ですが、そもそも新型コロナウイルスが蔓延する前からすでに、私たちは働き方や生き方についてこれまでの古い常識が通用しなくなっているとわかっていました。終身雇用制度は崩壊し、有名企業に勤める男性と結婚したら一生遊んで暮らせるなんて考える女性は、今やほとんどいないのではないでしょうか。他人の目ではなく、自分を軸に判断するしか生きられない世になったのは、コロナがきっかけではなかったはずです。

そんなことも考えると、優れた英語教育者を目指しながら同時に、この時代でたくましくビジネスを育てていくサバイバーであり、新しいことにいつでも柔軟に取り組むチャレンジャーであることも、今や私にとって大切な目標です。