初めてのオーディション!
- グローバルマインド
- 2020.01.21
こんにちは、「コミュニカ」英語塾を主宰する小西麻亜耶です。
2020年は1月4日からのラスベガス出張で幕開けしたのですが、この1週間は想像を上回るエキサイティングな体験でした。今回はラスベガスでの「学び」をお話しさせてください。
今回のミッション
CESで日本企業ブースのプレゼンター
今回のミッションは、CES(Consumer Electronics Show)という国際見本市での日本企業ブースのプレゼンター。毎年1月にラスベガスで開催される電子機器のイベントで、全世界から消費者テクノロジーに携わる多くの関係者が訪れます。各ブースにプレゼンターが立ち、立ち寄るゲストに対して企業の製品やサービスを紹介するのですが、私も日に数回、台本に従って英語プレゼンテーションを任されました。
実はこれ、自らオーディションを受けて獲得したお仕事です。昨年秋から英語ナレーションに興味を持っていたのですが、CESのプレゼンター業務があると知ってオーディションを受けたのでした。オーディション会場でわかったのですが結構応募者がいたようで、そのうち私を含む3名の女性が合格しました。
……という経緯を身近な人に話すと、「英語塾の運営やセミナーで忙しいのに、なぜオーディションを?」と驚かれます。将来的にMCに転職したいとは毛頭思っていないのですが、「人前に立って英語と日本語を武器にプレゼンやレクチャーを行う」という経験は、今の私の世界に共通する部分が多々あります。また、オーディションという、“選ばれて仕事を得る体験”というのは、コミュニカに通いながら昇進や転職、受験を目指す生徒の皆さんのことを真から理解するためにも有効な手段でした。とても勉強になるものなんですね!
異なる世界に触れることで、今の自分を俯瞰する
オーディション課題は、手渡された短い英文台本を審査員の前で読み上げるというものでした。また、審査員から不意に他愛ない内容の英語の質問がなされたりして、それに答えるというのも、実際の現地ブースを想定してのことだったのではないかと思います。白スーツ姿の女性がたくさん受験していらして、カジュアルではないものの好きなファッションで挑んだ私は、少し浮いていたかもしれません(笑)
ですが、試験内容は、私が毎日投稿している「10秒ニュース」が延長されたようなもの。ディクテーションに取り組んでくださる皆さんが聴きやすいように気を配って録音しているのですが、あれが功を奏したと思います。「人前で話す」という行為は語学力とは少し異なり、日本語を理解する日本人でも、滑舌が悪かったり緊張で話し下手になってしまうなど、様々です。「私は人前で話すような機会はないし、スピーキング英語は不要」と思う方もいるかもしれません。しかし、1週間CESの現場で訪れるビジネスマンたちを見ていると、まぁみんな、しゃべることしゃべること! プロの話し手でなくてもプレゼンやウィットに富んだ受け答えができる英語力は絶対に必要なのだと改めて思いました。
コミュニカで教える英語力とは
真に使える英語、どんな場でもリスペクトされる英語
コミュニカで教える英語は、「真に使える英語、どんな場でもリスペクトされる英語」です。他の英語スクールに比べ、発音やリスニングなどの「コミュニケーションの力」を圧倒的に重視する姿勢は、今回のラスベガスの経験からも間違っていないと感じます。そしてもう一つ。「今さら」なんて思わずにオーディションにチャレンジしてみてよかった! 英語の試験を受ける方々の表情を見、自分自身も独特の緊張感を体験しました。また、世界規模のビジネスマーケットの熱気やそこで交わされる英語の熱量やボリュームも実感しましたし、日本企業と海外企業のしきたりに差があることも肌で感じました。
「2020年の学び初め」が最高の形で始まったことに感謝しつつ、新たなチャレンジを常にリサーチしていきたいと思います。