1st line manager(日本語では課長という役職名が最も一般的であろう)への昇進も喜ばしい一大イベントである。私もIBM時代に経験した。3日間の労務教育も受講させてもらった。部下の成長を直接指導できる最もやり甲斐のある仕事である。しかし一方電通や三菱電機の問題のように一般職への仕事の指示には細心の注意を必要とする究極の中間管理職でもある。数字の重圧など成果も要求される大変な役割である。
2nd line managerに昇進できる人は会社の中でも数%の恵まれた優秀な人材である。部下も管理職になり人事管理的な問題の比率は低くなるが、一方視座を高くし、全体を俯瞰できる力がより要求されるようになる。ここからより高い役員のポジションを目指す人もいれば「身の丈」を感じて昇進レースとは違う生き方を選択する人もいるだろう。
本日は大塚商会様で初めての次長昇進研修の講師としてお招き頂く光栄に恵まれた。年末からずっと新任の次長の皆さんに2時間の時間でどんなメッセージを送ろうかとデザインしてきた。私も少し緊張した感じで今朝を迎え、この大役に臨んだ。大阪との二元中継の中で行われた研修だが、次長の皆さんの目がどんどんキラキラしてくる手応えを感じ、私まで嬉しくなってきた。2時間で厳選した30個の覚悟のお話をさせて頂きました。忙して自身をかえりみる余裕のない皆さんのリーダーシップを言葉にして棚卸しするお手伝いができたのでしょうね。皆さんの益々のご活躍を応援しております。
<本日の覚悟108®>
1. The only constant is Change
2. 社長の目線
3. 主語を “I” で話す
4. 身の丈で生きる
5. 実行力
6. 何を犠牲にするか
7. Snowball Effect
8. 誰がやっても同等の品質
9. 数字で判断する
10. What’s your brand?
11. 実は体力
12. 瞬断
13. 見える化
14. コミットしたことは死んでもやる
15. 引き出しを賢く使う
16. いい人と言われたら終わり
17. 世界を変えるアイデア
18. 心地よくなったら赤信号
19. 明日のために昨日を捨てる
20. 独自路線も
21. 成長できる職場
22. ハードルを少しずつ上げる
23. 会社ありきの自分ブランド
24. 舞台づくり
25. 本物に出会う
26. 外からの意見
27. つるまない!
28. 他社を誹謗しない
29. 同じことを繰り返し話す
30. 目的と手段の取り違え
たくさんの「きづき・しげき・げんき」をお伝えできたことを祈っています。