何か大きな事を成し遂げたい、人の上に立って仕事がしたい、人より少しは金銭的にも成功したいと思うならば、せめてこれくらいの覚悟はして欲しい。人よりも厳しい生き方を選択すべきである。そのような覚悟もないリーダーの下で働く若者は大変な被害者である。リーダーとは何か、リーダーとはどうあるべきか、どんなリーダーを目指したいのか考える指標にして頂きたい。
●変化の時代に求められるリーダーとは
現在のような非常に変化の激しい時代に求められるリーダー像とはどんなものだろうか。未来を切り開き、業績を向上させ、そこで一緒に働く仲間、部下が本当のやりがいを感じられるような環境を創造できるリーダー。 自分の成功だけでなく、企業や部下の成功をも同時に慮れるリーダー。すべての社員がどんな局面でも自分で ”THINK” できる組織を構築することが重要。
リーダーに求められるのはいわゆる小手先の“HOW”の伝授ではく、“WHY”の探求である。リーダーの根幹をなす「心・思いやり・価値観」をいかに深くて信頼感のあるものに鍛えていくかが重要。表面上の優しさやテクニックはその根幹部分の表現に過ぎない。
●現代のビジネスパーソンに感じること
リーダーにもっと元気を出してもらいたくありませんか。
グローバルと連呼しているがその意味する所は何だろうか。
最近の若者も昔と同様に優秀。特にトップレベルの人の知識レベルはどんどん向上している。
一方元気のない新入社員が目立つようになった。
中間管理職はいつの時代も大変なのは同じはず。
会社幹部は新しい価値観や未来を創造できているか。
意志決定のスピードを上げていくにはどうすればよいのか。
若手社員は常に自分が成長できる職場と感じているか。
すべての社員が当事者意識をもって仕事をしているか。
人を育てることの大切さ・難しさはこれからの世界でも同じはず。
Face to Faceでコミュニケーションできているか。
悪い事から問題解決する職場になっているか。
猛烈な好奇心をもって生きているか。
●覚悟108の誕生背景
部下を持って人より高いポジションで仕事をする。
人より少しでも高い給与をもらって仕事をする。
大きな仕事、責任のある仕事を成し遂げる。
そのようなリーダーでありたい。リーダーとして人の上に立って仕事をするのであれば、せめて108個ぐらいは覚悟をして欲しい。リーダーの仕事は毎日が「大変なこと」「できれば後回しにしたいこと」「気の重いこと」の連続である。立ち止まる瞬間も許されないような状況でチームの力を最大限に発揮して、最高の結果をたたき出せるための心構え・考え方・コミュニケーションなど基本中の基本について書き出したものである。私自身が実際にビジネスの現場で感じ、実践し、結果を積み重ねてきた経験の総編集でもある。
●リーダーに求められる6つの要素
リーダーに必要とされる108の覚悟を6つの要素に分類して説明する。Mission, Wisdom, Competency, Vision, People, Communicationの6つである。最初の3つの要素がリーダーとしての個人(Personal)に必要な要素。残りの3つが組織や企業の中のリーダー(Corporate)として必要な要素についてまとめてある。それぞれ6つの要素の中に18個の覚悟が含まれている。