アメリカにも一党独裁が長く続いた暗い時代があったんですね。私が生まれた頃の大統領はアイゼンハワー氏だったんです。アイゼンハワー大統領が誕生した背景には、民主党の20年間の一党独裁にストップをかけるという意味があったのですね。当時の副大統領がニクソン氏でした。最近では8年毎に民主党と共和党が大統領を交代で輩出する状況が続いています。ブッシュの息子さんが大統領になった頃、アメリカ人の友人に言われたことが思い出されます。「アメリカでも大統領になるべき人物を発掘するのが既に難しい時代になっている。」
トランプ氏と同様に非政治家から大統領になった最初の人です。彼の8年間の任期の後にジョン・F・ケネディが登場したんですね。
以下アイゼンハワー大統領についてWikiより引用。1953/1/20-1961/1/20(大統領任期)
「アイゼンハワーは出馬を最初拒絶したが、結局説得を受け、共和党の大統領候補として立候補することとなった。その理由としてアイゼンハワーは「民主党が20年間大統領を輩出し、その変更を国が必要としたので共和党を選んだ」と語った。オハイオ州選出の上院議員ロバート・タフトを破り、共和党の大統領候補としての指名を得た。
大統領選の序盤には、アイゼンハワーは「非政治家」としてキャンペーンを行い、対立候補であるイリノイ州知事のアドレー・スティーブンソンについて言及しなかった。その代わりに他の共和党員が、彼の温厚な公のイメージを守りつつも、民主党員を「共産主義に寛大」として非難する冷戦キャンペーンをすることを黙認した。このため、アイゼンハワーはカリフォルニアから選出された若手の上院議員で、反共姿勢で知られたリチャード・ニクソンを副大統領候補に選んだ。アイゼンハワーとニクソンは442人の選挙人の投票を得て、11月の選挙に勝利した。対するスティーブンソンの得票は89だった。」
今後世界の経済・政治・国防などいろいろな変化が起こる一つのきっかけなるだろう。
しかし誰に投票しても同じ。誰に投票したも何が変わるのか全く分からないという政治よりは私には理解しやすい選挙の仕組みだ。