コミュニカ英語塾は、元アップル・ジャパン代表取締役の山元賢治氏によって設立されました。取締役副社長の小西麻亜耶さんはTOEIC満点・米コロラド大学を首席卒業後に大手外資系証券会社で活躍するなど、その飛び抜けた英語能力を評価され、2012年から英語塾の責任者を務めています。
――コミュニカ英語塾は、なぜ英語の発音にそこまでこだわるのでしょうか。
日本人はついついカタカナ英語で話してしまいがちですが、実はネイティブには伝わりにくいんです。だから、正しい発音をマスターすることはとても大切です。正しい発音で話せるようになると、ネイティブの方に聞き取ってもらえるようになる。するとそれが自信に変わります。「もっと話したい!」という意欲がわくのです。
同時に、リスニング能力が上がるのも実感できるはず。なぜなら「自分が発音できる音」は、聞き取れるからです。すると会話も楽しくなり英語力はますます向上していくでしょう。正しい発音は、技術だけでなく、メンタル面でもとても効果的なのです。
――もし私が発音を習おうとした場合、ネイティブの先生を選んでしまう気がします。講師が日本人であるメリットは何でしょうか。
ネイティブの先生から英会話を習うと、「英語を話している!」という感覚になるのでその気持ちはとてもよくわかります。けれども正しい発音を教えることに関しては、ネイティブの先生が適しているとは限りません。なぜなら彼らには、「なぜ私たちはRとLの発音ができないのか」というように、日本人が苦手とする発音やその理由がわからないからです。
一方で日本人の先生であれば「この単語はカタカナ英語になりがち」「この単語は日本人が発音しにくい」というように、苦手とする発音やポイントを理解してあげられます。「できない理由」がわかるからこそ、具体的な習得方法を提案できる。これが日本人講師ならではの強みだと思います。