英語の勉強をしていく中で陥ってしまうことがあるのが「勉強がストレスになる」という状況です。

なぜ自分から始めた英語の勉強がストレスになってしまうのか、どうすればストレスを溜めずに英語の勉強を続けていくことができるのか、今回の記事ではその原因と解決方法についてご紹介していきます。

英語の勉強がストレスになる理由

自ら勉強を始めたはずなのに何故か英語の勉強がストレスになってしまう。実はそのストレスの原因を産み出してしまっているのは自分です。では自分にどのような原因があるのか、大きく分けて原因は3つあります。

①勉強の成果が分からない

1つは自分の勉強の成果がどれほどなのか分からない為です。いくら勉強を頑張ったところで自分がどれほど英語を勉強してきたのか、どれほど実力がついてきたのか分からなければ継続して勉強していくことは難しいでしょう。

②効率の悪い勉強方法をしている

同じ時間英語の勉強を行なっていてもその勉強の質が悪ければ自分の英語力が上達・身についていくのにも当然時間はかかります。

つまり自分の英語の実力がなかなか上がらずに悩んでいる、それによってストレスが溜まっている人というのは効率の悪い英語の勉強方法を行なっている可能性があります。

③何のために英語を勉強しているか分からない

英語の勉強がストレスになっている根本的な原因は”英語を勉強する目的が不明確のまま勉強をしている”ことにあります。

「英語は大事とみんなが言っているから勉強している」「将来何か役に立つかもしれないからとりあえず勉強している」

このように英語をとりあえず勉強はしているけれども英語を習得した後に英語を使って何をしていきたいのかがない方達は自分が結局何のために英語を勉強してるかが分からなくなり、英語の勉強がストレスに変わっていきます。

このように英語の勉強がストレスに変わってしまう原因には自分自身が原因の場合がほとんどです。それではこれらのストレスとなる原因にどのように対処していけばいいのか、説明していきます。

①勉強の成果が分からない方

勉強の成果が分からない、実感できない方は「どのようにして自分の英語の勉強に対するやる気・モチベーションを維持していくか」を考える必要があります。

勉強の成果がわからないという方は自分の英語力を試すのが一番です。方法としては2つあります。1つはTOEICのように自分の英語力を点数化して表してくれるものを受験すること。

勉強すればするほど自分の点数が上がっていき、ゲーム感覚のように英語の勉強をストレスなく続けていくことができます。

2つ目に英語を使って外国人に話しかけてみることです。英語学習を始めてまもない頃もしくは初めて外国人に話しかけてみると自分の英語が通じない・会話が続かない状態になります。

しかしその話しかけてみるのを繰り返していくうちに自分の英語が通じる瞬間や相手が何を言っているのかわかる瞬間が訪れます。

この小さな体験を積み重ねていき自分の英語力を確認していくことで「私の英語力、少し上達したかも？！」という実感を得ることができ、英語の勉強を続けていくモチベーションになっていきます。

他の記事でも自分の英語力を実践する方法を書いていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
[自分の英語の発音チェックと発音を向上させる方法]

②効率の悪い勉強方法している方

英語を効率よく学習していくにあたり最も大事なのは”発音矯正”を行いながら英語学習していくことです。

発音矯正を行うことでなぜ効率よく英語の勉強をしていくことができるのか。それは「自分が発音できる音は聞くことができ、聴けるようになると相手と会話ができるため」です。

より具体的な勉強方法や発音の勉強が大切な理由はこちらの記事をご覧ください。
[言語学から考えるオススメの英語勉強法とは？]

発音矯正をメインに行っているコミュニカ英語塾についてはこちらの記事をご覧ください。
[コミュニカの発音矯正]

③何のために英語を勉強しているか分からない方

解決方法は至って簡単です。何のために英語を勉強するのかを明確にすることです。具体的には英語を使って何がしたいか、何を成し遂げたいのか明確にすることが大切です。

ビジネスパーソンであればこの目標は立てやすいと思います。例えば「TOEIC Score800を達成して昇進する、昇進して海外事業立上げに関わりたい」「英語を使って日本に訪れる外国人観光客を取り込みたい」といったものが挙げられます。

一方ビジネスで英語を使う機会がないという方もいらっしゃると思います。そうした方達は例えば「英語を使って自分の大好きな映画の海外イベントで友達を作る」「英語を使えるようになって両親の初海外旅行をサポートしたい」といった自分の興味のある分野やプライベートで成し遂げたいことにつなげると考えやすいです。