Globalism vs Nationalism
強い国連・EUの誕生など世の中がグローバリズム一色に染まっていた頃が今は懐かしい。国境やパスポートなどいらない、世界は一つ、人種や民族の違いは認め合う。私自身このような理想論を真剣に信じていた。
イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ、オランダのウィルダース、フランスのルペンなどのリーダーの台頭。最近の一連の出来事は世論を象徴している。現実は理想と違うと。なんでわれわればかり弱いものの援助をし続けなければならいのか、自国民の失業率も高いのになぜ移民者に仕事を与えなければならないのか。逆に移民者は社会の底辺の仕事を押し付けられる屈辱、どうせ本当の意味では仲間に入れてもらえないという諦め。これらの発散できない負の感情がテロを生み出しているのではないか。
国とは何なのか、誰のことを指すのか。有事には誰を守る義務があるのか。税金は誰のために使われるべきものなのか。日本に住む外国人もじわじわ増え続けているが、それはいいと考えているのか、よくないと考えているのか、みなさんには明確な意見はありますか。